Sonata's diary

塗り絵とか写真とか、趣味の記録をマイペースで付けてます

筆の向くまま文を書く 15

私、人間が嫌いではないです。

むしろ好きです。

 

本当に?

常に違和感持ってきた。

 

接客業続いてるし、ちゃんと対応してるし、話も弾んでるし、向いてるよね。

 

本当に?

 

―――人間嫌いですけど、何か?

奥底で渦巻くコレは、なんだというのか。

冷酷なとこはちゃんと住んでる。

 

明るくて、前向きで、いつも笑顔で、楽しくて、いい人。

 

ま、もう、一生新たな知り合いに見えることも無いだろうけれど。

 

一人が好き。

他人の事は気にする。けれど、考えても結局、判断は他人が下すわけじゃない。

だから、必要外によけいな手は伸ばさない。

これは身に染みた経験からの結果論。

自分の事は自分でやらなきゃ、誰かの力では何からも逃れられない。

誰かが懸命に手を伸ばしてくれても、結果的に自分で自分を動かさないと何も変化が起こらない。

 

色々な人の存在に、本気で感謝をしている。

 

けれど、わずか一部の片隅に居る。


―――ウゼェ ほぼ何にも興味もないし、別にあえて人はそばにいらねぇ

 

こんな一面もあるんだ。誰かがそれを知ったらどうするだろうか?

多分言われる。

そんな考え方しちゃだめよ。

 

それはその人の一部、まぎれもないその人。

それ以外に真実はない。

丸々全部で人間一人が出来上がってる。

否定される謂れはない。

問題ない。それでいい。大丈夫だ。

なにもおかしくないし、なにも問題ない。

いろんな人間がいないと、世の中は成り立たないんだぜ

 

自分って世界も多分、いろんな人間が居ないと成り立たない

 

大体、大勢は意見を固めようとする。

3人いて、2人が違うという。残る一人は違う意思を持っていたとして、どうする?

それは違うといえるか?

言える人間は、そうそう居ない。少なくともあまり見た覚えがない。

後で、違うと思ったんだけどね、そういうしかないじゃん、と他人に言っているのを見ることが多い。

さて、違う意思を伝えられなかった人間

そいつはそこでまず、自分の中の一人を無視する。

違うと思っていることを、そうだよねと言う事で、自分の意思はそこでひとつ消えた。

あとは、どんどん言葉を合わせているうちに、波にのまれて完全に違う色が存在することになる。

後付で慌てたって、後の祭りだ。

少なくとも同意したんだから。

  ーーー何が疲れてない。だ。全員ぶっ倒れやがって…いい加減起きろ

ついでに小言をあびせてやるから。

労いを中から拾え。


おかえり 元気そうで何よりだ