本当はつらかったんだ
年の瀬ということで、今年の話を少しします。
暗い話です。間違いなく。
去年の暮れに離婚という大きな出来事がありました。
元の仕事では収入が足りないため辞めて、仕事探しに明け暮れました。
人間と犬一匹の暮らしです。
人間の子供は預ける場所があるけど、犬はそうはいかない。
ワンコは散歩というイベントが毎日あります。
それをクリアできそうな時間帯であること。
週5くらい働けること。
なんとか生活できる最低限を稼げること。
この三つの条件をクリアするような都合のいい仕事は、なかなかありませんでした。
もちろん、当たり前だとわかっています。
分かっていますが、これで探さないとダメだったんです。
だって、いくら人間の生活が成り立たないと・・・ってわかってても、愛犬を蔑ろにはできないです。その覚悟も持って、離婚して犬を引き取ったんだから・・・。
でも、一つ受かったバイトも、研修が終われば時間を削られてしまい、辞めました。
何件も受け続け、ようやく決まった職場で今働いています。
ありがたいことに、良い人に囲まれて、仕事は順調。
ここにきてようやく生活リズムも出来上がってきました。
昨日、仲間内で忘年会をしました。
気の合う仲間と飲んで騒いで、カラオケ行って。
何かが壊れたかのように、ビールを飲みまくりました。
数日前に急に嘔吐した事件があったというのに・・・。
帰宅して、やはり嘔吐しました。
そして、自分でも驚くことですが、気が狂ったかと思いました。
最初は、嘔吐に対しての「しんどい」だったはずです。
ですが
「しんどい」
「もういやだ」
「しにたい」
「ころして」
「たすけて」
「ごめんなさい、もう飲まないから許して」
最後の台詞がちょっと意味不明なんですけどね・・・(汗)
これらの台詞を何十分?何時間?泣き叫んでいました。
真夜中に・・・(通報されなくてよかった・・・。)
私、とんでもなく辛かったみたいです。
独り身になって、自由になって、仕事にも没頭出来て、はた目から見ても、生き生きしてるね、とか、楽しそうとか言ってもらえてました。
確かに気持ちの上では解放感に溢れていました。
何かするごとに相手の顔色を窺わなくていいんだ、何か言われまいかと怖がらなくていいんだ、と思った時の感覚は今でも忘れられません。自分の行動なんだから、当たり前の事なのにね。
多少生活が苦しくとも、私は今幸せだと言い切って、この一年やってきました。
でも、金銭的な苦しさは、自分が思っていたよりも辛かったようです。
お金を貯めるなんてとんでもない、マイナスばかり。
ほしいものはあるけど、ほとんどが我慢。
それは、離婚で圧迫からの解放を得た代償でした。
今の職場は、年に何回かあるテスト、面談に合格した者だけが、長時間働けるようになるシステムです。
来年、そのチャンスが来たら、テストを受けるつもりでいます。
このまま、埋もれてたまるか。
私は、私の力で自分の幸せを掴むんだ。
ちなみに、泣き叫んでいた間、愛犬がどうしていたのか、私、さっぱりわかりません。
おそらく、ケージの中でクンクン泣いていただろうなと思います。
私が泣くと、いつもそうやって、すり寄ってきてくれますから。
・・・でも、昨日のあれは酷かったから、もしかしたらケージの中で小さくなっておびえていたかもしれませんね・・・。
申し訳ないことをしたわ(-_-)